故人の葬儀が終わっておうちにお骨を連れて帰った後の供養の仕方を当社でわかる範囲で書いてみました。
故人の供養は、出来るのであれば朝夜と喪主様達のお食事の前に行っていただきたいと思います。朝夜ともに共通していただく事としては、線香やろうそくを付けていただきます。ろうそくを消したりする時は、火に息を吹きかけて消してはいけません。
火を消すときは、軽く振るかどちらかの手で仰いで消します。お参りする時には、「おはよう」、「おやすみなさい」と話しかけるつもりで手を合わせましょう。
作法にとらわれるのでなく、お参りする方の故人を偲ぶ気持ちが一番です。
まず朝のお参りの仕方としては、新しいご飯とお茶やお水を供えます。(新しいご飯が朝無理ならば夜だけでも良いでしょう)次にろうそくに火を付けて、ろうそくから線香に火を灯します。鈴を鳴らし合掌します。合掌し終わったら忘れずにろうそくの火を消しましょう。夜は朝のお参りの仕方と同様に供養します。朝供えたご飯は夜のお参りが終わったら下げます。
お供え物や果物などは、悪くなる前に仏壇からおろしましょう。頂き物や初物はまず仏壇にお供えしてから頂きましょう。
仏教では、殺生を嫌いますので肉・魚などはお供えしません。
お花も毎日お水を取り替え、枯らす前に新しいお花と交換しましょう。
注)このお参りの仕方は、あくまでも当社でわかる範囲を書いていますので、実際のお参りの仕方と異なる場合がございます事をご了承ください。