札幌の直葬葬儀、これで安心。流れ・費用・納骨まで全知識
「札幌で葬儀を考えているけれど、費用や時間を抑えたい」「シンプルな形でお見送りしたい」そうお考えなら、「直葬(ちょくそう)」という選択肢があります。直葬とは、通夜や告別式といった儀式を行わず、火葬のみで故人様をお見送りする近年注目されている葬儀形式で、札幌でも選ばれる方が増えています。
こちらでは、直葬に関する疑問や不安を解消できるよう、基本的な流れやメリット・デメリットについて解説します。また、直葬ならではの挨拶のポイントや、火葬後の納骨に関する準備や流れまで、網羅的に解説します。
札幌の葬儀事情に詳しい専門的な知見に基づき、直葬に関する疑問点を深く理解できるよう解説を進めます。大切な方との最期のお別れを、ご自身の納得のいく形で迎えるための情報が得られます。
スタッフが解説:直葬の流れと特長

直葬とは、通夜や告別式といった宗教的な儀式を執り行わず、火葬のみで故人様をお見送りする、最もシンプルな葬儀形式です。近年、札幌でもこの直葬を選択される方が増加傾向にあります。その背景には、家族構成の変化や経済的な負担を抑えたいといった現代のニーズが反映されているといえるでしょう。
直葬の大きな特長は、なんといっても費用と時間の負担を大幅に軽減できる点にあります。一般的なお葬式に比べて、通夜・告別式にかかる会場費や人件費、飲食費などが不要となるため、費用を大きく抑えることが可能です。また、儀式が少ない分、葬儀にかかる時間も短時間で済むため、ご遺族様の心身の負担も軽減されます。
直葬の一般的な流れ
直葬はシンプルな形式ですが、故人様を失った悲しみの中でご遺族様ご自身だけですべてを行うのは大変です。多くの場合、以下の流れで葬儀社がサポートを行います。
- 故人のお迎え・搬送
- ご安置(自宅または斎場)
- 納棺
- 火葬許可証の手続き
- 火葬場へ移動・火葬
- 収骨(骨上げ)
火葬場の予約や役所の手続きなど、段取りはありますが、葬儀社に依頼すればスムーズに進められます。
直葬のメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
費用を安く抑えられる | 参列者への配慮が必要になる |
時間の融通が利きやすい | 菩提寺に納骨を拒否される可能性 |
身内だけで別れを告げられる | 故人との別れの時間が短い |
とくにデメリットとして挙げられるのは、直葬を選んだことへの周囲からの理解や、菩提寺への対応です。参列を希望された方への事後報告や、菩提寺への丁寧な事前相談は非常に重要になります。事前に親族や関係者とよく話し合い、理解を得ておくことが大切です。
札幌で直葬をお考えであれば、複数の葬儀社から見積もりを取り、含まれるサービス内容や追加費用がないかなどをしっかり確認することをおすすめします。疑問点があれば遠慮なく質問し、納得のいく選択をしましょう。
しっかり伝える:直葬での挨拶のポイント

直葬(火葬式)は、通夜や告別式といった儀式を省略し、火葬のみで故人をお見送りするシンプルな葬儀形式です。そのため、一般的な葬儀に比べて、参列者や弔問客が多く集まる機会が少なく、それに伴い挨拶をする場面も限られます。
直葬における喪主の公的な挨拶は基本的に不要
直葬・火葬式においては、通夜や告別式がないため、喪主による皆様への公的なスピーチ形式での挨拶は基本的に不要とされています。これは、ごく近しい身内や親族のみで、静かに故人を見送ることを主眼とした形式だからです。参列者が非常に少ない場合や、まったくいない場合も珍しくありません。
限られた機会での個別挨拶は大切
しかし、たとえ少人数であっても、弔問客や参列者が火葬場などにいらっしゃった際には、感謝の気持ちを個別に丁寧に伝えることが非常に大切です。故人のために時間を割いてくださった方々への敬意を示すためにも、失礼のないように心がけましょう。
弔問客・参列者への挨拶例
- 「お忙しいところ、故人のためにお運びいただき、誠にありがとうございます。」
- 「生前は、〇〇(故人の名前)がたいへんお世話になりました。最期にご対面いただけて、故人も喜んでいるかと存じます。」
- 「本日はお見送りいただき、ありがとうございます。お陰様で無事に火葬を終われました。」
このように、感謝の気持ちとともに、故人と生前お世話になったことへの謝意を伝えることが一般的です。火葬場に到着された際や、火葬後の収骨(骨上げ)の際に声をかけると良いでしょう。
僧侶への挨拶について
直葬では宗教儀式を省くことが多いですが、希望により僧侶に読経を依頼する場合もあります。その場合は、僧侶が到着された時や、読経が終わった後に、感謝の気持ちを込めて丁寧にお礼の挨拶をすることがマナーです。「本日はお忙しい中、〇〇(故人の名前)のために読経いただき、誠にありがとうございました。」などと伝えます。
葬儀社との事前確認が安心
直葬における挨拶の必要性やタイミングは、参列者の人数や状況、地域や葬儀社の方針によっても多少異なります。事前に葬儀社の担当者とよく相談し、どのような場合に、どのような挨拶が必要になるかを確認しておくと安心です。「参列者が来た場合、どのように対応すれば良いか」「僧侶に来ていただく場合、挨拶は必要か」といった具体的な疑問点を遠慮なく質問しましょう。
直葬はシンプルな形式ですが、故人を偲び、お世話になった方々への感謝を伝える気持ちは変わりません。形式にとらわれすぎず、その場に応じた丁寧な対応を心がけることが大切です。
納得の選択:納骨の流れと準備
火葬を終えた後、故人様のご遺骨を骨壺に納めます。その後、納骨の準備を進めることになります。納骨は、骨箱に納めたご遺骨をお墓や納骨堂などに納める大切な儀式です。
納骨までの期間に法要を営む場合もありますが、直葬を選ばれた場合は、宗教的な儀式を省くことも可能です。ただし、納骨先によってルールや準備が必要な場合がありますので、事前に確認しておきましょう。
一般的な納骨の流れは以下のようになります。
納骨先の決定と準備
- お墓、納骨堂、樹木葬、散骨など、納骨先を決めます。
- 納骨先への連絡や必要な書類(埋葬許可証など)の準備を行います。
- お墓の場合は、納骨するスペースの準備や石材店への依頼が必要になることもあります。
納骨当日
- ご遺骨、埋葬許可証などを持参して納骨先へ向かいます。
- 納骨先によって、立ち合いや儀式の有無が異なります。
納骨完了
- ご遺骨を所定の場所に納めます。
納骨のタイミングに決まりはありませんが、四十九日や一周忌などの法要に合わせて行うことが多いようです。しかし、直葬の場合はご遺族のタイミングで進めることも可能です。
札幌での直葬について:流れから納骨までを総まとめ
札幌での直葬について、基本的な流れ、メリット・デメリット、挨拶、納骨のポイントを解説しました。
直葬は通夜・告別式を省略し火葬のみで行うシンプルな形式で、費用や時間の負担を抑えられるため、札幌でも多くの方に選ばれています。手続きは葬儀社に相談すればスムーズに進められます。直葬ならではの挨拶や、その後の納骨についても事前に確認が必要です。納得のいくお見送りのために、ご自身の状況に合った選択をすることが大切です。札幌での直葬を検討される皆様の不安を和らげ、判断の一助となれば幸いです。
札幌での直葬について、さらに詳しい情報や個別のご相談が必要な場合は、セレモニーサポートへお気軽にお問い合わせください。
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