【札幌市白石区】家族葬のお悩み～葬儀の手配や費用について相談を～

参列者の範囲は決まっていない

家族葬に参列を依頼する人の範囲に、決まりはありません。ですが、故人の両親と子供の家族、兄弟姉妹までを呼ばれる方が多いです。
または、直系の親族以外にも、特別に故人と親しかった方が参列されることもあります。
これらの理由から、家族葬の規模は一般葬よりも小規模ですが、参列者の数は数人から数十人まで様々です。

近しい親族でも依頼は自由

近親者の方でも、必ず参列してもらう必要はありません。事情に合わせた選択は可能ですが、後にトラブルとならないよう配慮は必要です。

連絡するか迷ったら

家族葬の場合、連絡しようか悩む方は、「故人が会いたいと思うかどうか」がポイントになります。とはいえ、相手は親族の場合は、後に「なぜ呼んでくれなかったのか？」とトラブルになることも予想されるため、お呼びすることをおすすめします。

予算に合わせて参列者数を調整する場合

葬儀の費用は、参列者の数が影響します。
人数から参列者を絞り込む場合は、以下を参考にしましょう。

10名参加の場合

故人の配偶者とその家族、子供と配偶者、孫まで

20名参加の場合

10名の場合に加え、故人の兄弟姉妹まで

30名参加の場合

20名の場合に加え、故人の従妹、甥、姪まで

40名参加の場合

30名の場合に加え、故人の親しかった友人まで

トラブルを避けるには

一般葬とは異なり、家族葬は参列者が限定されます。そのため、出席者にのみ案内をするのが一般的です。
訃報を知った近所の方や友人関係には、後のトラブルを避けるためにも家族葬であることは必ず伝えておきましょう。
また、家族葬の知識がない方には、参列や香典は辞退することも丁寧に伝えましょう。

喪主の挨拶は基本的に必要

葬儀を行う際は、家族葬の場合も基本的には喪主の挨拶が必要です。
ただし、親子だけやごく近しい近親者のみの場合では、省略されることがあります。
ある程度の親族が集まる場合は、家族葬でも挨拶が行われることが多いです。
家族葬なので堅苦しい挨拶ではなくても、参列してもらったお礼は伝えたいものです。

家族葬での挨拶のポイント

家族葬のため、参列者は知った顔ばかりでも、いざ挨拶をするとなると緊張することもあるでしょう。

• 自分の名前と故人との関係性
• 集まってくれたことへのお礼
• 故人がお世話になったことのお礼
• 生前のエピソード
• 葬儀後について

これらを簡潔に2分～3分話すだけで充分です。
ただし、参列者の中には高齢者の方もいらっしゃるため、できるだけ大きな声ではっきりと伝えるようにしましょう。

挨拶のタイミング

喪主が挨拶を行うタイミングは複数あります。

僧侶がみえた際

お越しいただいたお礼とお世話になりますという趣旨の挨拶を簡単にしましょう。

お通夜での挨拶

僧侶の読経やお焼香が全て終わり、僧侶が退場した後に挨拶を行います。
ここでは、参列してくれたことのお礼と、続く通夜振る舞いの案内、告別式について伝えましょう。

告別式での挨拶

告別式での挨拶は、出棺の前に行います。
参列してくれたことのお礼の他、故人の人柄や思い出を話し、最後は無事に告別式を終えられたことへの感謝の気持ちを伝えましょう。
告別式での挨拶は通夜式よりも少し長めになるのが一般的です。

忌み言葉とは？

挨拶では、忌み言葉を使わないよう気をつけましょう。

• 「たびたび」「いろいろ」「様々」などの繰り返し言葉
• 「なくす」「衰える」「消す」「忙しい」など死を連想するもの

忙しいはご多用中と表現しましょう。