【札幌市白石区】葬儀の見積りの注意点について～予約前に確認～

総額の確認

葬儀の費用は、総額と内容とのバランスが大切です。まずは予算内に納められるか、総額を確認しましょう。そこから、不用なものを減らしたり、必要なもののグレードを上げたりしましょう。

見積りに含まれるものをチェック

見積りには何が含まれるかを確認しましょう。このとき、車両費や火葬・安置費用、お布施や香典返しが含まれるかどうかで金額は大きく異なります。
次に、詳細です。基本料金やプラン内容は葬儀社によって様々なため、「セットだからついているはず」と思い込むのではなく、一つひとつ確認しましょう。

セットの個数や単価を確認

「一式」「セット」とのみ表記されている場合は、必ず詳細までわかるよう依頼しましょう。
また、数量がある場合は、個数や単価、数の増減は可能かどうかも確認しましょう。

参列者の数

見積りの金額が、予想される参列者の数に合ったものか確認しましょう。参列者の人数によって、会場の広さから食事代、返礼品まで大きく予算は上下します。総額は少ないものの、よく見ると参列者の数が足りないでは、後に多額の追加料金が発生します。

希望どおりの内容か

葬儀にはお棺や供花などが必要であり、様々なグレードのものが用意されています。見積りの金額が、希望しているグレードのものではない場合、体裁を整えるために追加費用が必要になります。
また、これらのグレードは紙面だけではわからないことも多いため、少なくとも写真をチェックしましょう。

飲食接待費について

参列者の数が予想と１人異なるだけでも、飲食接待費は増減します。家族葬など参列者の数が予想しやすい場合でもよくあることなので、その点は理解しておきましょう。
葬儀の見積りには会場費などの固定費だけでなく、飲食接待費などの変動費が含まれます。後から予算オーバーで困ることのないよう、事前に変動しても納得のできる範囲を決めておくと余裕のある対応ができます。

移送費について

飲食接待費の他、追加料金が予測されるものに、移送費があります。
夜間の場合は深夜料金が、長距離の場合は割増料金が追加されることもあるため、事前に確認しておきましょう。

人件費について

参列者が大幅に増えた場合は、配膳人を増やすことになります。その場合には心づけも追加で必要になります。

保管料とドライアイス

お亡くなりになってから葬儀までの時間が想定よりも長い場合は、ドライアイスの追加が必要になります。この場合も、保管料やドライアイスに追加料金が発生することがあります。

納得のいかない契約の場合

中には納得のいかない追加サービスを契約してしまうという場合があります。
時間のない中で葬儀社と契約をするため、じっくりと打ち合わせができないだけでなく、見積りすらまともにもらえないことがあります。
追加サービスをその場その場で提案され、その都度了承していると、総額を見て驚くことになるため注意しましょう。

葬儀の費用については、十分な話し合いができないと、トラブルになることもあります。限られた時間の中では、冷静な判断ができないことも多いでしょう。これらのトラブルを避けるためにも、事前に見積りを依頼する、元気なうちに信頼のおける葬儀社を探しておくなど、いざというときに備えておくことをおすすめします。